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談合容認の警察

 相変わらず、不安な日々を送っています。
 最近、警察や検事との事情聴取での不自然なやり取りを思い出します。仙波敏郎さんや司法の暴走と闘っている方々から話をうかがうたびに、私自身、彼らの手玉に取られていたんだなあと思います。
 誰もが警察や司法の暴走の被害者となる時代です。私の体験が多少なりとも参考になればと思います。
 
 私の事情聴取を担当した曳地警部補と次のようなやりとりがありました。
 
 曳地警部補「天目石さん、あなたはMの事を信用しすぎる。」
 
 ※Mとは、この間、地域の談合情報などを正義感で伝えてくれてきた方です。
 
 私「Mさんが、いままで嘘の情報を伝えた事がありますか?全て正しかったではないですか?」
 
 曳地警部補「Mが言っている、菊池建設と社会福祉法人福陽会との済州島への接待旅行は嘘ではないか!」
 
 この菊池建設と福陽会の接待旅行というのは、日の出町に建設された老人ホーム第3サンシャインビラをめぐる一連の談合疑惑についてです。事前情報通りに菊池建設が落札し、東京都は調査委員会を設置しました。設置したと言っても、一度顔合わせをしただけの本当にお粗末な調査委員会でした。都民の税金が約4億円も補助金として投入されるのに・・・!!!
 
 私「済州島じゃなくてソウルですよね!」
 
 曳地警部補「・・・・・・。」
 
 私「ソウルに接待旅行に行ったんですよね!」
 
 曳地警部補「そのとおりだ。済州島には行っていないではないか!Mの話は嘘ではないか!」
 
 私「済州島にもソウルにもカジノがあるではないか!カジノを通せば賄賂を簡単に渡せるではないか!賄賂を渡しやすい場所という点では、済州島もソウルも一緒ではないか!」
 
 曳地警部補「天目石さんは、Mさんを信用しすぎる・・・。」と、それまでMと呼び捨てにしていたのがMさんと微妙に表現が変わりました。
 
 この一連の会話で何が分るかと言うと・・・
 
1.警察側は、接待旅行の場所を間違えた点にかこつけて、「天目石は、ありもしない接待旅行をでっち上げて、菊池建設の名誉毀損をした!」と名誉毀損罪を成立させようとしている事!
 
2.警察は、菊池建設と社会福祉法人福陽会が入札前に接待旅行をしている事を正確に知っている事!
 
 都民の税金が約4億円も補助金として使われる工事です。ましてや、私に談合の事前情報が入っていたこと。私が東京都に談合情報をメールで連絡している事などは警察が押収したパソコンの通信記録にしっかり残っています。
 地名の微妙な間違いの一点を取り上げて、談合も接待旅行も無かった事にして、私に名誉毀損罪をべったりとなすりつけようとする警察に対して意図的なものを感じます。
 
 もともと公金の不正流用には警察は甘いのでしょうか?
 
 仙波敏郎さんが命がけで警察の裏金を告発するまで、全国では400億円ぐらいの血税が裏金として彼らの私腹を肥やすために使われていたそうです。現在でも約200億円ぐらいの血税が裏金に化けているとの事です。
 餞別や付け届けの強要を含めると警察はいったいどれぐらいの金を巻き上げているのでしょうか。
 そんな人たちから見れば、約4億円の血税なんてのは問題にもならないかもしれません。領収書を偽造すればいくらでもお金が出来るのですから。
 
 談合や接待旅行の事実を警察は掴んでいるというのに、もみ消すどころか、名誉毀損罪を私になすりつけようとする事からも、何か裏があるのでしょう。
 
 私は、事情聴取の間、曳地警部補の人となりを信用し、信頼していました。
でも、最後の調書にサインするようにと文章を見せられた時、「この人の仕事は少しでも重い罪をなすりつけることなんだ!」とゾッとしました。全ての事実があまりに曲解されて書かれていたからです。ただ、サインしろと強要はせず、手直しを受け入れてくれました。
 でも、「この人は、私の事をこんな目でみていたんだ。」と分り、信用していた自分の馬鹿さ加減に情けなくなりました。
 
 警察から罪人扱いされるなど、私自身、テレビや映画の世界の話で全く縁の無い話だと思っていました。でも、何かのきっかけで狙われたら、誰もが明日はわが身です。
 本当にお気をつけください。
 

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