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Channel: 武蔵村山市議会議員 あまめいし要一郎の活動報告
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唯一人の正義の警察官 仙波敏郎さんからのアドバイス

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 ご心配をお掛けしています。相変わらず、不安な日々を送っています。今のところ、起訴状は届いていません。
 
 5月17日ですが、江戸川区議の田中けんさんのご紹介で、
『現職警官「裏金」内部告発』の著者、元阿久根副市長の仙波敏郎さんからじっくりと話をうかがう機会がありました。
 
 仙波さんの著書は出版直後に、本屋で何気なく手にして、数ページ読んでレジに直行して、貪るように一気に読むほど衝撃を受けた記憶があります。裏金作りを拒否したところ35年間、嫌がらせにつぐ嫌がらせを受け、それでも正義と信念を貫く姿に感動しましたし、警察の現状に憤りを感じました。是非、一度お会いしてみたいと思っていたので、本当に貴重な経験が出来ました。予想に違わぬ、すばらしい方でした。
 本物の筋金入りの正義の警察官です。
 
 仙波さんには、私が菊池建設から名誉毀損罪で刑事告訴される原因となったブログ記事、私が提出した上申書、弁護士さんからの意見書を読んでいただきました。
 ブログに記事を引用した敬天新聞には刑事告訴どころか、警察からの問い合わせ一つ無い点からも、「天目石さんを社会的に潰すためにやってるんだね。」とのこと。
 田中区議からも、「天目石は昔から、警察とかにはきちんと協力してるのになあ。」と言うと、「警察官はさもしいですから。ご馳走にでもなると・・・・」との事。
 
 そこで、
 
 警察官の友人から、市議に初当選した直後に、「天目石、市議になったんだったら警察署には付け届けしないと駄目だぞ。」とかなり金額の付け届けをアドバイスされた話をして真偽のほどを聞いてみました。
 
 すると、「それは、そうでしょうね。」と頷かれ、恐るべき実態をいくつも聞かせてもらいました。
 その一例ですが、人事異動の時期に餞別として、地域の飲食店や風俗店から現金をどの警察署もせびっているとの事です。特に、仙波さんが相談を受けた実例としてこんな話を紹介してくれました。 
 藤沢のあるお店がいつもいつも警察から金をせびられるので、一度断ってしまったのだそうです。すると、店の周りを始終パトカーが回るようになり、客足がパタリと減って売り上げ激減!結局、女将さんは警察に行って謝り、今後は餞別を欠かさない事を約束させられたのだそうです。
 仙波さんの裏金内部告発で、税金から警察官がくすねていた裏金は年間400億円から200億円に減ったそうです。でも、民間人から巻き上げるこのような金はいったいいくらぐらいになるのでしょうか?
 談合問題を調査して、散々捜査協力しても結局捕まえないのは、警察自体が「賄賂のどこがいけないの?」と体質として感じているからではないかと勘ぐりたくなります。
 
 仙波さんからのアドバイスとして、「狙われると、ほんのちょっとした事でも挙げようとするから気をつけなさい。日々の行動には細心の注意を払うように。」と言われました。事件をでっち上げられるどころか、場合によっては命を狙われる事もあるとの事です。
 
 今日の午後、豊島区民センターにて、仙波敏郎さん、八木啓代さん、辻恵さんによる、「司法の闇に光を」というシンポジウムが開かれました。参加者は少なかったですが、非常に内容の濃いシンポジウムでした。警察の裏金から、西松事件・陸山会事件で白を黒にしていく実態が生々しく紹介されました。ネットでも配信されていたようなので、悔い改める警察や検察関係者が一人でも居てくれたらと心から願います。
 
 
 もう、在庫が少ないようですが、
 仙波敏郎さんの『現職警官「裏金」内部告発』(講談社)を未読の方は是非ご一読ください。
 
 また、
寺澤有さんの『本当にワルイのは警察』(宝島SUGOI文庫)も必読です。
 
 
 

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