蓮舫参議院議員の二重国籍問題が議論されています。民進党もマスコミも安倍内閣に対抗できる看板役者を作ろうとしてきたためか、かなり蓮舫寄りの論調です。
「道義的には問題あるが、法的に問題はない!」なんて言っています。
国会は国権の最高機関です。二重国籍者が国会議員になるのは違法などと書くまでも無いから明記されていないだけだと考えるのが自然です。
「うっかりしていた!中国(中華民国)籍は失ったと思っていた。」とかいう前に、立候補の時点で国籍の問題はクリアーにしていて当然だと思います。
ましてや、民主党は菅直人総理、前原誠司元代表と外国人献金問題にさらされたのですから。
政治資金規正法第22条の5
何人も、外国人、外国法人又はその主たる構成員が外国人若しくは外国法人である団体その他の組織から、政治活動に関する寄附を受けてはならない。
つい先日まで、蓮舫氏は中華民国人でもあった訳ですから、民主党関係者で、蓮舫氏から選挙の陣中見舞いなどを受け取っていた人は、政治資金規正法に問われる可能性があります。
蓮舫氏の政治団体は二つ登録されています。
民主党東京都参議院選挙区第3総支部
蓮舫後援会
両方とも拝見しましたが、衆議院議員や地方議員にカンパなどはしていないようです。特に東京都内でカンパしたら選挙違反なので、そこらへんは
慎重になっていると思います。
でも、ポケットマネーでのカンパなどはあるかもしれません。
民進党もマスコミも蓮舫氏を擁護してますが、もし、安倍総理が二重国籍だったら、「まあ、いいんじゃないの。」となったでしょうか?
利権政治に節度を持たせるために、きちんとした対立軸が必要だと思います。でも、民進党はちょっとお粗末すぎます。当分、自民党で揺るがないでしょう。
後世の歴史の教科書には、「終戦以降、自民党時代が300年続いた。」などと書かれるようになるんじゃないかと思います。