昨日の報道以降、多くの方たちから激励のお電話やメールをいただきました。
報道ではおおよそ「選挙で落選して悶々としているさえない中年男が、腹いせでブログに中傷記事を書いて、名誉毀損罪で書類送検された。本人も認めている。」といった内容です。
いい年して、中学生の便所の落書きみたいな事をしているといった印象を受けます。
「天目石さんは別に悶々として中傷記事を書いている訳ではないじゃないですか?地道に調査して不正を 追求しているだけじゃないですか?名誉回復を求める会を作りましょう!」と言ってくださる方たちまでいらっしゃいました。
ありがたいなあとうれしくて涙が出る思いです。
なんで、こんな印象操作をするような記事が出たのか?
警察は調書の都合の良い部分を切り貼りして発表したのではないかと思います。
6月12日から7月末までの事情聴取の中で、7.8本の調書を取られました。
事情聴取の中で、私は包み隠さず話をしました。その供述に基づいて調書が作られました。その時に、表現の手直しは要求できました。ほぼ呑んでくださったように記憶しています。
「悶々として中傷記事を・・・」と報道されているようです。
落選直後は悶々としたのは事実です。でも、寝込んでしまったのはゴールデンウィークまでです。今回問題となったブログの掲載は8月や9月です。悶々としている人間が毎日会社に通勤するでしょうか
「右翼関係団体の議長云々・・・」とも報道されているようです。
これは、日本青年社議員同士連盟に「私の名前を使っていただいて結構ですよ。」と言っていたからです。繰り返しになりますが、私は15年来更生保護のボランティアをしています。真面目に生きようと進んでいる人を応援するのは当たり前だと思っています。日本青年社にはいまだに偏見がありますが、拉致問題や領土問題に真心で取り組んでいます。最近も「古典文学を学びませんか?」と太平記の勉強会に参加しています。ですので、どうぞ使ってくださって結構ですと言ってきました。
この事で10年来、私自身もあらぬ中傷を受けることがありましたが、真面目に生きている方たちを応援するためだと我慢してきました。
事情聴取の中で、「日本青年社と付き合って、どんな利益があるんだ?」と聞かれたので、「全くありません。いらぬ中傷を受けるだけです。実際選挙も負けましたし。」と答えています。
ですが、今回、家宅捜索を受け、職も失いましたので、「これ以上はお付き合いできません。」と伝えてあります。
菊池建設からの告訴状にどう書いてあるのか分かりませんが、警察も私の事を「とんでもない右翼!」と勘違いして、家宅捜索することにしたのではないかと思います。
私の家から日本刀ややくざ者の名刺がごろごろ出てくるのではないかと思っていたのではないかと思います。
でも、実際家宅捜索したら、家中本だらけで拍子抜けしたのではと思います。読書の傾向も保守系から革新系、キリスト教から仏教、文系から理系の本まであって特殊な思想性は感じられないでしょうし、名刺も保守系から革新系の議員さんや普通の会社員の名刺ばかりで、問題になるような交友関係は一切見当たらなかったはずです。
押収したパソコンをいくらチェックしても、同じであったと思います
警察は絶対に肯定しないでしょうが、完全に見込み違いで家宅捜索をされたのではないですか?
話は変わりますが、日本青年社を担当されていた警視庁公安3課の方は学習院大学の大先輩で、応援団出身の方でした。私は学生時代に革マル派の自治会費横領と闘っていたときに応援団の方にずいぶん力を貸してもらいました。そんな事もあり、何度も親しく話をさせていただきました。ですので、私の人となり思いは理解していただいていたと思います。
事情聴取の中で、「同じ公安3課なのですから、事前に情報交換はしなかったのですか?」と聞いたところ、「課は同じでも業務が違うので。」ということでした。
調書の話にもどります。当初、ことさら悪名高き右翼団体、日本青年社との関係だけを強調した調書をとられました。抗議をすると「公安3課ですから。」と言われました。
しばらくやり取りがあった上で、更生保護のボランティア団体 北多摩西BBS会の副会長をしていること。保護観察所から何度か感謝状をいただいていること。日本李登輝友の会の理事もしていることなどを、追記してくれました。また、日本青年社に対してのコメントも手直ししてくれました。
警察が記者クラブで発表したときは、追記した部分はバッサリと切ってしまったのではないかと思います。
事情聴取にあたり、担当者の方は、「カマをかけたりしませんから。」とおっしゃっていました。確かに、誠意のある非常にきちんとした方でした。
でも、その時作った7.8本の調書が、私を貶めようと考える人の手に渡ると、調書の中の都合の良い表現を切り貼りして、「非常にさえない、情けない小悪人 天目石」という人物像を作り出してしまうのだなと思いました。
しばらく前に、小沢一郎議員の関係者の方とお会いしました。その時に、「天目石君が、マスコミの報道を真に受けているとは思わなかったよ!」と言われました。
自分がこういう報道をされて、小沢先生は辛かったのだろうなあと察します。