今日行われた都営住宅の入札結果は談合情報通りでした!
落札者は 菊池建設株式会社
落札率は 99.9%
東京都は、問題なしとこのまま契約を進めてしまうようです。
事前の談合情報通りの結果が出て、落札率も異常に高いというのに!
形だけ調査委員会を作ってやったんだから満足しろ!
お上にたてつくな!これ以上たてつくと、また、警察沙汰にしてやるぞ!
ということみたいです。
一般的な自治体の対応は以下の通りです。
1.談合情報通りの入札結果になった場合は、業者を入れ替えて再入札。
2.談合が疑われる場合には、参加業者全社から、見積もり内訳書をただちに提出させる。
などなど、契約を進めたりすることなどありえません。
この談合情報は数日前に掴んでいたので、都議に談合情報を伝えておきました。議員の指摘があり、土曜日は業者を呼んで事情聴取をしたそうです。そして、日曜日は議員へ課長から電話やメールが届いたそうです。
議員の話では、都はとにかく、なあなあで収めたいという姿勢がありありとしていたそうです。そして、「どうぞ、公正取引委員会に行ってください!」という態度。
菊池建設と、横沢建設に電話して、「至急、見積もり内訳書を持って来い!」となんでいえないのでしょうか?
5分で出来る仕事です。
2番札の横沢建設が見積もり内訳書を持って来れなければ、談合の証拠になるのに!数日あれば、アリバイのために見積もり内訳書を作ってしまいます。
都庁の契約担当者は自分の仕事の意味を分っているんでしょうか?
まさか、官製談合の調整役とでも思っているのではないかと勘ぐりたくなります。2年前に、東京都の係長が官製談合で逮捕されましたが、氷山の一角なのでしょう。
さて、今回の入札は希望型競争入札でした。おまけに予定価格は事前公表されていました。予定価格を知った上で、10社が立候補したんです。
それが、なぜか、8社も辞退!そんなこと偶然に起こりますか?
東京都の内部から、「今回は、10社立候補したよ!」と耳打ちした人がいるんではないですか?
その一言で、「どの会社だ!」と談合が始まります。今回の入札は最低制限価格は70%以上となっています。もし、競争していたら99.9%で入札するのは、落札する気のない会社です。
さて、今回の入札に立候補した会社が10社と知っていた人は巨大な都庁といえども、どれほどの人でしょうか?
おそらく、そんなに人数はいないのではないでしょうか?
正直に話した方が良いと思います。
実は法律上、入札情報を聞き出した議員は罪に問われませんが、しゃべった職員は罪に問われます。隠蔽工作して、最後にばれたら懲戒免職ですまなくなるかも知れませんよ。
政治圧力でとか、素直に言えば、処分も軽くなるんではないですか?
私も、いい加減にブログで談合情報を出している訳ではありません。
今は、相撲の審判は厳密にやります。都の契約担当も、プロレスのレフェリー程度の公平性ぐらいは持って欲しいものです。