本日早朝のニュースで、私が名誉毀損罪で書類送検された旨が報道されました。
「落選して悶々として・・・」などとコメントされたようですが、別に悶々となんかしていません。事情聴取でも言ってません。どこから出た話なのかと思います。
私をおかしな人物と印象づけるための操作なのでしょう。
各新聞で報道されただけでなく、全国放送までされたそうですが、私自身は今、家でブログを書いています。
こんなに報道されたのに、私自身への取材はほとんど無いのです!
警察が出した資料をそのまま転記せざるおえない理由でもあるのでしょうか?
記者さんたちも私の携帯番号知っているはずなのに・・・。
私自身は、いたって意気軒昂で、これからも談合をはじめとする不正を徹底的に追及してゆきます。警察に押収された資料の中には、地道に調べてきた資料があるので、早く返してもらいたいと思います。帰ってき次第、どんどん掲載してゆきます。
あと、押収品の中には談合事実を確認できる資料もあります。捜査に役立てていただきたいです。
さて、今回の名誉毀損罪となったことの顛末についてお話させていただきます。
1.突然の家宅捜索
菊池建設より出された刑事告訴によって、6月12日早朝より、自宅、車、そして会社まで家宅捜索をされました。
告訴事実は、「敬天新聞8月号」の見出しと、「敬天千里眼」の記事を私のブログに引用したという理由でした。不思議なことに、実際に記事を書かれた敬天新聞は訴えられていません。
家宅捜索の内容ですが、自宅を午前7時より10時過ぎまで3時間余り、家中をそれこそ名刺一枚、ちり紙一枚まで徹底的に捜索されました。ずーと調査していた資料と、今使っているパソコンだけでなく、10年前に使っていたパソコンまで、加えて携帯電話なども押収されました。
長年、懇意にさせていただいた方たちとのメールのやり取りなども全て警察に押収されてしまいました。何気なく天目石に送ったメールが警察に読まれて不愉快に思われる方もいらっしゃると思います。気分を害されたとしたらなんとお詫びしたらよいかと思います。
自宅の家宅捜索が終わると会社の家宅捜索となりました。会社には、「警察です。
家宅捜索をやります。」と手帳を出し、3,4分でしょうか?私の机やパソコンをいじって
おりました。結局、何一つ押収しませんでした。でも、「天目石は警察に家宅捜索されるような人物だ!」と十二分にアピールする効果はあったと思います。ブログをUPした時間を見れば会社の勤務中で無いことは一目瞭然です。警察からは最後まで、会社まで家宅捜索をした明確な理由は聞けませんでした。
ちなみに、私が家宅捜索を受けた同時刻に、元菊池建設の社員で営業担当者の方も家宅捜索を受けています。ただ、その方は会社までは家宅捜索を受けていません。
警察は嫌がらせで会社への家宅捜索をしたのではないですか?
実際に会社からは、「この程度のことで会社まで家宅捜索になったんです。警察に圧力をかけている連中は、取引先にまで圧力をかけるかもしれません。そんなことをされたら社員と家族は路頭に迷うことになってしまいます。」と言われ、会社の役員を辞任したのですが、「役員辞任だけでは・・・」と言われ、18年半勤めた会社を辞める事になりました。
以来、アルバイトをしながら生活をしています。
2.告訴事実について
私が、刑事告訴された理由は、先にも述べましたが、「敬天新聞8月号」と「敬天千里眼」に掲載された見出しや記事を、自分のブログに引用したためです。
私自身は、新聞の見出しや記事の引用することは、論文を引用して研究を進める研究論文と同じで違法性が無いと思っていました。そこで、今回のようなブログ掲載となりました。
ただ、事情聴取の中で担当者の方より、戦前の大陪審の判例などを提示されました。それによると、新聞記事を引用すると立証責任は新聞社でなく、引用した者にあるということです。今回は、「談合王」、「暴力団」などという見出しや記事を引用したら、私が立証をしなくてはならないことになります。取調べ官より、「一般の人は誰が暴力団組員かどうか調べる術はないですね。ですので、天目石さんはアウトなんです。」との事でした。
私自身も、名誉毀損罪の解釈を間違えてブログ掲載してしまった事は反省をしています。その点はお詫びしないといけないと思います。
ただ、不思議なことに、武蔵村山市での菊池建設と公明党議員らによる官製談合事件を報道した「敬天新聞社」は全く訴えられていません。
新聞社は訴えられず、読者が訴えられるという不思議な事になっています。
事情聴取の中で取調べ官にこう聞いてみました。
「週刊文春で小沢一郎氏の奥さんの手紙が出てます。この記事を読んで、小沢一郎はひどい男だとツイートしても名誉毀損罪になるんですね?」
取調べ官は
「そのとおりです。ただ、名誉毀損罪は親告罪なので当事者から訴えられる必要があります。」と言っていました。
「それならば、ツイッターやフェイスブックの普及で誰でもいつでも名誉毀損罪に問われてしまいます。誰にでも徹底的な家宅捜索までやるんでしょうか?」と聞いたら、明確な返事はありませんでした。
過去のブログをご覧いただければ分かると思いますが、私は不正を追及してきただけです。そして時には捜査協力もしてきました。ブログを通して情報提供を呼びかけてもいました。
狙い撃ちされたら、誰でも名誉毀損罪に問われ、社会的に抹殺される時代が来ていることを身を持って感じています。
もし、名誉毀損罪で家宅捜索まで受けた経験のある方がいらっしゃったらアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願い致します。
今回の件は、まだまだ不自然な事があります。別の記事で紹介します。